かもがわ総研

ベトナムでもがく中間管理職です。営業、マーケ、法務、採用なんでもやってます。

リモートワーク、ベトナムでは絶対無理

コロナウイルスのリスク回避のため、社畜大国・出社至上主義の日本でもついに大企業を中心に導入している(せざるを得ない)ケースが見られます。

歴史的に日本人は外圧でしか変わることができないとはよく言ったもので、今回の緊急事態で一旦リモートワークを導入した企業の社員からはコロナウイルス収束後も引き続き継続するべきという意見の社員が大多数を占めていると聞きます。

日本社会に限っていうと、スカイプやSlack、Zoomなどのリモートワークのためのツールおよび報連相の仕組みを整えてあげてれば組織は回ると思います。コロナ以前にも出産後の女性などはリモートワークを始めているところも多いですから。

ベトナム人もリモートワークできたらいいのになーと言うスタッフはいます。好きな音楽を聞いて、お菓子をつまんで、大好きな彼氏と一緒に過ごしながら仕事をする。。

理想を語るのはいいのですが、寝言は寝て言えと感じてしまいます。残念ながらリモートワークを実現するには自分の仕事は絶対にやりきるんだというプロフェッショナル魂がないと、仕事が回りません。

加えてフェイストゥフェイスでのコミュニケーションがなくなる分、こまめな報告がどうしても必要になりますが、普段から彼らと仕事をしていて、もっとも足りないと感じる部分がここなのです。

頼んだ資料できたかな?、あの顧客とのアポ取れたかな?こういうことはオフィスにいれば一言で確認が取れますが、リモートだとそうはいきません。

こういうことは頼まなくても報告してくれないと心配で眠れません。

それに加えて、ベトナム人のスタッフたちはマネージャーがいなくなると制御がきかなくなるのがわかっています。勝手にタピオカミルクティーをデリバリーしたり、ネット通販をポチポチやったりしています。

で、彼(彼女)たちはやるべきことが終わっていなくても基本的には定時で帰るので、やるべきことが終わりません。

正確に言うと週次の営業会議の発表内容は最低限まとめますが、それはインバスケット思考で言うところの緊急かつ重要な仕事のみです。

自分のキャリアを発展させていくためには、緊急ではないが重要なことに時間を割いて取り組むことが欠かせません。

このインバスケット思考の第二領域(本来は第一象限というが)にしっかり取り組むためにはセルフマネジメントができる必要があるのですが、ここが日本人とベトナム人の差だと思います。

日本人もプロ意識がある人が全員かというと疑問が残りますが、末端の従業員が優秀すぎてなんとなく現場だけで回ってしまうというのが実情だと思います。

上司がいなくてもしっかりと自分を律することができるセルフマネジメント力と、報連相をしっかりやってくれるようになるまではリモートワークはおっかなくて導入に踏み切れません。

コロナウイルスの展開によっては強制的にやらざるを得ないシナリオもありますが、、

【悲報】ホーチミン市の夜のお店が閉鎖

 

コロナウイルスの拡大により、本日ホーチミン市1区のバー、カラオケ、マッサージ店の営業が禁止されました。

と思ったら、その次の日、間髪入れずにホーチミン市全域の店舗の閉鎖が決まりました。

コロナウイルス患者の発生地域で見ると、ホーチミンよりもむしろハノイでこの措置が取られると思っていたので意外ではありました。

ハノイのカラオケやバーはまだ営業してはいますが、客入りは普段に比べて激減しているとのことです(複数の女の子からヒアリング済み)。

お客さんが減っていてもお店の家賃や人件費はおかまいなしにかかるので、ハノイのとあるお店では、スタッフの何人かはすでに故郷に帰してしまっていると聞きました。

中国国境のラオカイ(避暑地のサパのあるところ)やカオバン(中国江西チワン族自治区と隣接)からはるばる来ているスタッフもいるらしく大変だなあと感じます。

ベトナムの学校もテト休み明けから依然休校状態のままになっています。ベトナムの学校って5月から夏休みが始まるらしいので、このままもう少し休校が続けばテトからぶっ通しで夏休みに入ってしまいます。

学生ならまだしも、夜職本業でやっている女の子は厳しいと思います。

チーママクラスは自分の給与がお店の売上に一定程度連動しているらしく、休まずに営業しているそうです。

通りを歩いているとカラオケ店からはJ-POPの音が聞こえてくるので、日本人の客足は途絶えているわけではなさそうです。日本人街のキンマー通りでは最近日本人に代わって韓国人客が増えているように思います。

店頭でお客さんを迎えている女の子も「オッパー!」「アニョハセヨー!」とか韓国語のフレーズで気を引いていますから。

ベトナムは日本とは違い、共産党一党独裁でむしろ中国に近い政治体制なので何かをするのにいちいち政党間でコンセンサスを取る必要がないので、有事の際のアクションが非常に速いということは今回の一連の状況を見るに明らかです。

ホーチミンで上記のような措置が取られたということは遠からずハノイにもその余波がやってくると思われますので、常に動向を注視して適時アップデートしていきたいと思います。

発達障害をポジティブにとらえられるようになったきっかけ

以前の記事にも描いていますが、私は発達障害という自覚があります。

学生のころは気づかなかったんですが、駆け出しの社会人の頃はとても苦労しました。

具体的にいうと、

・注意散漫になりやすい

・集中力のオンオフの切り替えができない

・忘れ物しやすい

マルチタスクができない

などです。

 

この生まれついての性質のおかげで、日本企業が大好きな細かい資料の間違い探しのチェックでまず躓きました。

若手社会人の頃って、下働きが多いじゃないですか。資料の内容の細かいチェックが大嫌いでした。

そして何年か経っていろんな仕事がどどどっと立て込んでくると、注意力がゼロになってありえないポカミスを連発します。

あとは、集中モードにスッと入ることができなくて、せっかく集中モードに入っても、上司に呼び止められたりすると、また最初からやり直しでマルチタスクがとても苦手でした。

一事が万事こんな感じで同期がサクサクできるようになっていく仕事をぼくはいつまでもできなくて悩んでいた時期がありました。

さすがに数年経つと業務に慣れてきたり、自分で対策を見つけられるようになって、改善することができました。

■細かいチェックが苦手→そもそも自分がチェックしなくてもいいようにする。具体的にはエクセルであらゆる項目でベタ打ち部分を最小化して可能な限り数式をぶち込んで自動で計算できるようにしておく。

■忘れ物しやすい→行方不明になりやすい家の鍵、スーツケースの鍵、定期券スイカ、などはキーチェーンにすべて取り付けておく、歯ブラシとリステリンは家用、オフィス用、出張用に3セット用意してそもそも持ち運ばなくていいようにする、靴下はすべてユニクロの同じネイビーのロングソックスx10足ストック。

■集中モードを他人に邪魔されたくない→早朝に出社orランチ食べずにぶっ通しで仕事することでまとまった時間を捻出する。

とかですかね。ものを探さなくてよくなったのでストレスは減りました。

という施策を打ち続けないと社会生活が困難なくらい人間として欠陥があったので、自分にはコンプレックスを持っていました。

でもある時、成毛眞さんの「発達障害は最強の武器である」を読んでから大いに勇気付けられました。

発達障害は最強の武器である (SB新書)

発達障害は最強の武器である (SB新書)

  • 作者:成毛 眞
  • 発売日: 2018/02/06
  • メディア: 新書
 

 著者自身も発達障害を自認しながら、日本マイクロソフトの社長として結果を出し続けてきたときのエピソードなどを紹介されていて驚きました。

「こんな人でも発達障害なんだ、発達障害でもこんなにやれるんだ。。。」

成毛さんは発達障害の武器のひとつに「過集中」を挙げています。文字通り度が過ぎた集中という意味です。

私も昔からゲームや勉強、漫画、アニメなど一度集中モードに入ると寝食を忘れて没頭するという傾向がありました。

気がつくと朝になっていたなどは日常茶飯事なくらい、ぶっ通しで物事に取り組みます。

その分集中モードに入ろうと思って入るのが難しく、いろんな人とコミュニケーションを取りながら進めないといけない日本企業の働き方がしんどいと思うことが多かったです。

そのため、締め切り前はなかなか仕事が手につかず、デッドライン直前になってから過集中で一気に捲るという仕事の進め方で、毎日コツコツというやり方が全く性に合いません。

自分も30歳も近くなってきたので、ある程度この過集中をコントロールできるようになってきました。

比較的集中しやすい時間帯があることに気づいたので、時間によって取り掛かる仕事を分けることにしました。

過集中に入りやすいのは早朝と深夜です。反対に昼下がりは眠くなるので頭を使う作業は入れません。

こんな感じで仕事に自分を合わせるのではなしに、自分に仕事を合わせることを覚えたことで劇的に仕事が生産性が上がりました。

社会人は学生と違って100点満点とは限りません。10万点取っても問題ないなら、苦手を潰すより得意なことに集中した方がトータル得点は上がります。

昔は悩みの種だった発達障害ですが、今では発達障害に自身を持つことができ、発達障害でよかったとさえ思えるようになりました。

今日も過集中モードで5時間ほどぶっ通しでベトナム語を勉強したあと、このブログ記事を書こうと思い立ち20分くらいで書き上げました。

女性にとって営業が難しい理由

はじめに断って置きたいんですが、わたしは女性が嫌いがわけではありません。

工業系メーカーで中間管理職としてある程度の人数の部下をマネジメントしている立場であり、

事務系の職種のほとんどが女性が占めるというベトナムのホワイトカラーの特殊性と接してみて、

感じることを書いてみたいと思います。

 

・業界のことに興味を持ってもらうことが難しい

外国語大学で英語を勉強した人とか、貿易大学で経済を勉強した人とかが多い弊社ですが、日本の大学でもそうであるように、ベトナムでもそうして学んだことは十中八九役に立ちません。

むしろ会社に入った後にどれくらい早くキャッチアップしていけるかが勝負だと思います。

日本人なら、世界に冠たる企業がたくさんありますので、就活時や転職時にある程度広く業界を見ることでこんな企業があるということや、こんな技術があるということはなんとなく知ることができます。

翻ってベトナムではそのような機会がありません。バイクに乗る人が多いのでホンダやヤマハのバイクに詳しい人はいるかもしれませんが、

自動車業界について、完成車メーカーではこんなプレーヤーがいて、部品メーカーではこんな企業があって、それぞれこんなグループを形成していますなんてことを日本人と普通に話せる人はほとんどいません。

二十代前半の若い女の子ならなおさらです。彼女たちが興味があるのは、彼氏の話とおいしい食べ物のことくらいです。

 

・調整能力に乏しい

以前もブログで述べたことがあるのですが、ベトナム人は少し先を見通して物事を考えるとか、少し引いて鳥の目で考えるということが苦手な傾向があるように感じます。

具体的には、下期から新規プロジェクトが始まる見込みだから値引きしてもまだ予算は達成可能だとか、(試算の段階で)他の現法ではもっと安い価格で出しているからまだ下げられるなとか、インコタームズを変えて値下げの代わりにしようとか、

営業としての打ち手はいくらでもありますが、顧客に急かされたり、目の前に受注がチラつくとあっさりと楽なほうへ流れてしまう傾向があります。

 

・怒鳴られたら簡単に折れる

先日ローカルが台湾の顧客を訪問したとき、台湾人のマネージャーに怒鳴られてしまい怖いのでもういきたくないと泣きを入れてきたのでピンチヒッターで訪問することになりました。

まあ案の定というか、怒鳴るとか机をバンバン叩いて返事を迫るとかは彼らのビジネスでは日常です。ローカルの女の子はお隣の国の人が演技で怒鳴っているということがわかっていませんでした。

怒鳴ったりというのは彼らの手札の一枚に過ぎません。怒鳴るだけでサプライヤーから良い返事をもらえるのなら当たり前に怒鳴りますし、今後もずっと怒鳴られます。

このケースではお隣の国の人の国民性を知らなかったというのが原因ですが、ベトナム人のクレイジーな客に同じことをされても、果敢に立ち向かわなければなりません。

ビジネスはマイルドな形態の戦争なので。

信頼は簡単に壊れるけど、ふとしたきっかけで生まれることもある

他人から信頼され、それを維持していくことは本当に難しい。

 

それがベトナム人ともなるとことさらに難しい。

ふとした言動で、ふとした行き違いで、「あ、こいつも今までの日本人と同じか」という烙印を押されるプレッシャーと戦っている。

 

それが原因でベトナム人とけんかすることなんてもはや日常の一部となった。

ぼくより年上のマネージャーでもへそを曲げるととりつく島もない。

 

と、まあここまでネガティブなことばかり書いてきたけれど、その反面いいこともあったというのが今日筆を取ろうと思った理由だ。

実はぼくのチームでは仕事がパンパンでスタッフの女の子もかなり疲弊していた。

そこにさらに品質クレームが複数降りかかってきて、「これはマジでやばいな」と観念しかけたところに、別のチームの女の子が手伝いに来てくれた。(その女の子のチームのマネージャーはたまたま外出中)

突如現れた助っ人のおかげでなんとかチームが空中分解するのは回避できたが、その後定時が過ぎたオフィスでなぜぼくのチームを助けてくれたのかを教えてくれた。

「以前みんなでランチを食べに行ったときに、エレベータで一緒になった全然知らない人の女の子(赤ちゃん)にとても優しかったので、いい人だと思った」とのこと。

そんな理由!?知らんがな。笑

自分がまったく覚えていないことでも、周りの人はよく見ているんだなあと思わされた。

今回はたまたま良い方向に働いたけど、裏を返せば自分の知らない間に信頼を失っていることもあるわけで、今年は積極的に徳を積んでいきたいと思った。笑

マネージャーとしての日本人のレベル

ここのところいろんな企業を訪問している中で、マネージャーとしての格が違うなあと思わされることがよくある。

 

先日インド企業のインド人マネージャーと話をする機会があった。

インド人ということなので、もちろん英語は流暢(インドのアクセントはこの先ずっと慣れないかもしれない)。

ところが、彼はおもむろに電話を取りだすと、同じく流暢なベトナム語ベトナム人のスタッフに指示を飛ばし始めた。

最初てっきりヒンディー語を話しているのかと思っていたぼくが面食らった。

聞いてみると、そのインド人はベトナムですでに9年過ごしているということで、自然と話せるようになったそうだ。

彼は300人近い従業員を2人のインド人マネージャーで回している。現地スタッフにも相当程度権限委譲しなければとてもオペレーションできないだろう。

 

また別の日本企業の顧客の現法社長とお話しする機会を得たことがあった。

その会社はベトナム現法は日本人一人しかいない。工場をぐるっと見学させていただいて感じたことは社内の誰もが楽しそうに働いていることだった。

近くにいる社員は作業を止めて挨拶をしてくれるし、笑顔もやらされている感が見られない。社長もたいそう慕われているようだった。

彼曰く、日本企業は日本人が多すぎるとのことだ。日本人駐在員はローカルスタッフと比べて管理はしやすい一方でコストがかさむ。

駐在員一人あたりのコストをおよそ1,000万円とすると、駐在員一人を派遣するお金で何人ものベトナム人が雇えるし、派遣しなければその分営業利益も増える。

日本人をたくさん送り込みたがるのは、管理が苦手なことの裏返しなので、高コスト体質から抜け出せない。

またその社長は社員の満足度(エンプロイーサティスファクション)を重視しているという話がとても印象的だった。

小売り企業などで顧客満足度(カスタマーサティスファクション)の向上を掲げる企業はよくあるけれども、自社の従業員の満足度をKPIに組み込んでいる企業は初めてお目にかかった。

「なぜ従業員満足度なのですか?」と聞いてみた。

従業員が労働環境にストレスを抱えていては生産性は上がらない。日本でのやり方が通用しないいら立ちを抑えて、ベトナムにフィットしたやり方を探すことが重要とのこと。ベトナムは女性従業員がとりわけ多く、女性の生産性をいかに上げるかが全社の利益に直結する。

今まさに自分が悪戦苦闘していることを指摘された気がして恥ずかしくなった。自分の会社との歴然とした差に打ちのめされながらも、この考え方はぜひとも取り入れていきたいと思った。

商社とメーカーの忙しさの違い

商社からメーカーに来て、特に変わったこと。

それは仕入れサイドの仕事をやらなくてよくなったこと

商社のトレーディング部門では営業がだいたいの仕事を担当する。というか営業部という部門がなくて、「金属部門」とか「化学品第一本部」など商材で括っているので、その商材に関わる営業、仕入れ、マーケティング、物流、法務などをまとめて担当する。

商社にいるときはこの仕入れ業務がなかなか大変だった。買いたいと言えばどこでもホイホイ売ってくれると思っていたのだが、ロットが小さいと相手にもしてもらえなくて、売るよりも仕入れることの方に苦戦することが多かった。

 

翻って、今のメーカーではマーケサイドの仕事の比重がぐっと上がった。たくさんの製品を扱っているので、そのそれぞれの販売動向をつぶさに追いかけていくことがメインの仕事になっている。

あとは管理サイドの仕事として、やや複雑なスキームの仕事をローカルに任せていくためには言葉だけの説明で理解させることが難しく、パワポで矢印やグラフで図示してあげると理解度が上がるようなので、少し手間ではあるがパワポを使用して業務移管をすることもある。(まあこれはメーカー特有というものでもないが。。)

加えて現法なので、日本や他現法からやってくるゲストに対してベトナムならではのビジネスの説明をパワポで行うことも多いので、エクセルとパワポの作業量が顕著に増えた。

加えて、現在の会社の抱える顧客は素晴らしい会社ばかりのため、支払い遅延もほとんど起こらない。支払い条件で揉めることもほぼない。日本本社同士で取り交わしている支払い条件に準拠するためこちらで検討する事項がないためでもあるが。

エンドユーザーの設計段階でスペックインしてもらえることの有り難さを痛切に感じている。スペックインされていればその製品を使用せざるを得ないため強気に値下げを要望することも難しい。

反対にスペックインできていなければ、競合他社との比較になるため価格競争に巻きこれることを意味し、利益も目減りしてしまう。

 

仕入れはないと言ったが、工場サイドとのやりとりは必要だ。標準より短い納期で注文が来た場合などはあの手この手を駆使してなんとか間に合わせなければならない。

とはいえ、外部サプライヤーではなく社内の身内ということだけでだいぶ気軽に話せるものである。

商社であれば、ある商材で利益が厳しくなった場合は別の商材を探してきてVA提案ということにすればよいのだが、メーカーの場合はそうはいかない。その商材を安く作るために多額の投資をして工場や生産ラインを作っているから、はいじゃあ別の商材でいきまーすなどとは言えない。

そういう意味では、メーカーの営業は工場で働く人たちの生活も背負って戦略を描いて売り続けなければならないとも言うことができると思う。どちらも一長一短ではある。