【読書感想】科学的に元気になる方法集めました
根性論でなく、科学的に元気になりストレスをマネージする方法です。
Kindle Unlimitedで目に入ったので読んでみることにしました。アンリミテッドの本にしては(?)とても楽しめた本でした。
読み進めてみると、これまでよく聞いたことがあることがたくさん出てきますが、どれもこれも科学的には正しいと証明されていることが分かります。
巻末にはこれでもかと参考文献が紹介されており、タイトル通りの気合いを感じます。
最近プレッシャーやストレスで疲れている人にお勧めします。
ここからはぼくが読んだ中で特に含蓄があった部分を挙げていきます。
身体が先でその後に脳は考える
やる気がなかなか出ないとき、ありますよね。せっかくの休日、有効に使いたいなあ
とか思いつつも、気が付くと昼まで寝てしまっているというのはぼく以外にも多くの
人が経験したことがあると思います。
では科学的にやる気のスイッチを入れるためにはどうやるか?それは、
とにかくやり始めること
だそうです。(身も蓋もない)
鶏が先か卵が先かという話になりそうですが、本書によると身体を動かすからそれによって脳もつられて働きだすということです。身体と脳のエンジン始動には時間差があり、やる気は後からついてくるということですね。なのでだるくて疲れていてもまず作業をやり始めること、そうすることで後から脳が追い付いてくるということです。
それに加えて、やる気をブーストするために有酸素運動をすることは極めて有効な手段です。軽い運動をすることで全身に酸素が行き渡ることでスッキリ感じることができます。
また参考まで、こういう身体のコンディションを整える系の記事で最近読んだ中で一番よかった不謹慎マンさんのnoteのリンクを貼っておきます。まずよく寝るということは当然として、サウナの効果についても触れています。サウナは大量に発汗することで代謝が上がるだけでなく自律神経も整うことでストレス軽減に効果があるようですね。
タイトルが若干アレですが、内容は極めて真っ当なことです。
背筋を伸ばして胸を張ることで気持ちがポジティブに
不思議なもので、こういうことも科学的には効果的だと証明されています。またストレスホルモンが減少するという効果も認められています。筆者によると空を見上げると、必然的に背筋は伸びるのでオススメだということです。
「フェイクスマイル」でストレスが軽減
これもよく聞きますが、無理にでも笑っていることで気持ちがラクになるということです。これも身体を動かすことでそれによって脳が影響を受けるということを裏付けていますね。
要するに、
朝起きたら軽くランニングして、熱めのシャワー浴びて、湯船に浸かって、常に背筋を伸ばして胸を張って歩いて、しんどい時でも笑顔を絶やさなければストレスは減り、パフォーマンスは上がります。
マイナスの感情を回避する
やけ酒してはいけない
腹が立った時、悲しいことがあった時、お酒に頼りたくなることはよくあります。しかし著者によるとやけ酒をするとその時抱えている負の感情が逆に脳に強く刻まれてしまうということです。
怒りの感情は表に出さない
怒りの感情は周りに拡散する性質がありますが、周囲に当たり散らしても何の解決にもならないどころか、より激しい怒りが湧いてくるので、腹が立った時はぐっとこらえるのが最善の対処です。
減点法で人を見ているとイライラが止まらなくなる
他人の欠点にフォーカスするとそこばかりが目に付いてしまい、イライラが止まらなくなります。良いところを見つけるようにしましょう。
空腹はイライラのもと
おなかが減るとイライラしやすくなります。「衣食足りて礼節を知る」ではないですが、気分のコントロールには空腹は避けなければなりません。
落ち込んでいる時ほどネガティブなものに巻き込まれやすい
スピリチュアルのような聞こえになりますが、ネガティブは同じくネガティブなものをを引き寄せてしまうので、落ち込んでいる時こそ上記で紹介した方法を駆使して元気にならなければなりません。
ここまで読んでみると、聴いたことのあるものばかりではないでしょうか。
これら一つひとつに科学的な根拠があったことが分かります。
まだまだ本書にはストレスをマネージする方法がたくさん載っているので、この記事で興味を持った方はDLしてみてください。
以上