メルカリはやっぱり治安悪いっていう話
年明けからメルカリで大量の蔵書を処分しています。
昨年末に部屋の片付けをした際に、本棚にある単行本、文庫、新書(50冊いかないくらい)だけだと思っていた蔵書が、実はクローゼットに突っ込んでいたダンボールからも大量に出てきて結局150冊くらいに増えてしまったことが事の発端でした。
大事に持っていても、読まないどころか持っていることすら忘れているなら持っていても仕方がないと思い、深夜特急や森見登美彦の文庫本など少数のお気に入りを除いて蔵書をさばくため毎日夜中まで出品する日々が続きました。
メルカリのほかラクマとヤフオクも組み合わせて使いましたが、2月末までで大台の100冊を売りきりました。達成感もひとしおですね。
ただ100冊売るまでの道のりで思ったことは、ヤバい輩は普通にエンカウントするということです。
以前から噂には聞いていた値引き厨はザラにいましたし、日本語が通じない人も普通にいるんだなあと大変勉強になりました。
以前メルカリあるあるなどのまとめツイートでゲラゲラ笑わせてもらいましたが、ぼくもこの体験をもとにネタを提供させてもらえればと思います。
じゃあそっちで買えば!?って感じですね。
ヤバいコメントは確認次第すぐに削除してしまいましたので、数少ないサンプルをあげるとするとこんな感じですね。
商品欄に値引き不可と記載していても、とりあえず値引き依頼やるだけやってみるか!というノリでコメントしてきます。
コメントはもう削除してしまいましたが、値引きを断った途端コメント欄でキレ散らかされたこともありました。
「理不尽な値下げ要請」のほかにもメルカリで困るのは、
・商品説明欄に買いていることをコメントで聞いてくる
・コメントで値下げ依頼してそのまま買わずにバックレる
・コンビニ払いで購入するも、結局支払いせずにキャンセルする(キャンセルできるようになるまでの期間、他の人買えません)
とかですかねえ。
まあそんなのちょっと考えればわかるやんっていう話なんですけどね。
どのくらいのクラスの人がいるのかということを身を以て感じることができました。
だいたいどのような人々がメルカリを利用しているのか、想像するのは難しいことではないと思います。
やはり品数ベースでもっとも取引されているのはファッションとコスメで間違いないと思います。
女性のおしゃれしたい、きれいになりたいという願望は消費力に顕著に現れていますね。
若い女性はモノは買いたいけれども、それほどお金はない(お金あったら新品買いに行きますからね)、
また子育て中のママさんなんかにも重宝されていると聞いたことがあります。
日々成長していく子供は短期間のうちにサイズが合わなくなってしまうので、いちいち買い足すのもコストがかかってしまう。
そこでどうせ数年しか着ないものであるなら、メルカリで同じような環境の主婦は大勢いるので安く手に入れてしまおうというわけです。そういうわけでベビー服もよく売れます。
そうした環境にあって、ぼくの主戦場の書籍はかなり厳しいです。どんな本でもたいていアマゾンに置いてあるため希少価値で差別化はしにくく、かつ価格が固定されているので安く手に入れることもできないからです。
ジャンル別でいうと、小説はまったくダメでした。文庫本はそもそも新品でも800円ほどなので最低出品価格の300円で売られている場合もザラです。
単行本はまったく同じ内容のものが文庫版で出されるので語るに及ばずです。
その中で唯一善戦していたのはビジネス書でした。ビジネス書は平均価格が1500円ほどとやや高く、話題書などは定価に近い価格でも売れていきました。
もっと詳しい分析はおいおいやっていきたいと思います。