かもがわ総研

ex機械メーカー→商社→そしてその先へ。

ハンドメイドフェスタ@幕張メッセ

クリスマス連休最終日、東京は身を切るような寒さになり外出するのも憚られましたが、幕張メッセで開催されていたハンドメイドフェスタに行ってきました。

 

男でハンドメイドかよと思われそうですが、実はぼくも小さい頃は本棚とか椅子とかを
DIYで作っていた時期があり、最近ではアロマキャンドルを自作した経験があります。
けっこう簡単にできたのですが、世の中上には上がいるもので、Minneとかのハンドクラフト品のECマーケットを見てみると、本当にクリエイティブでおしゃれなアロマキャンドルが割と安価で買うことができます。

 

ぼくも今度は材料を買い集めてくるだけではなくて、ウイスキーとか焼酎の空瓶をカットしてキャンドルの容器にしたいなと思っていて、まあその辺のインスピレーションをもらいにハンドメイドフェスタに来たわけです。

 

みなさん各々の個性が光る商品が出品されていましたね。商品別でいうとアクセサリーが大部分を占めています。

ぼくはあまりアクセサリーとかには明るくないので、食器とか家具を中心に見て回
りましたが、思わず立ち止まって見てしまうものも多かったです。
サクラの木でできた木片に半田ごてで手書きでイラストを描きこんでいくアクセサリーとかは、技術がすごいと思いました。実演で木の枝を描いていくのを見ていましたが、ニクロム線がサクラの木を熱していくときの香ばしい匂いがとてもよかったです。

 

出品者さんの16年使い込んだ(!)アクセサリーを見せてもらいましたが、皮脂とか手垢が染み込んでツヤツヤ光っていていい味が出ていました。だいたいモノって劣化するものなんですけど、逆に劣化を楽しめるって贅沢だなあって思います。まあ買わなかったんですけどね。

 

こういう作り方もあるんだ、とたくさんのアイデアがもらえただけで入場料800円はペイしたと思っていて、また来月ビックサイトで似たようなフェスがあるのでそっちにも足を運んでみたいと思っています。

 

ところで、ハンドメイド品を生業にしている方をつらーっと見ていて思ったことがあります。こういう内職と言っていいのかは分かりませんが、一人で完結する仕事をやっている方は、個人的な体験としてはややコミュニケーションに難があったり、人前に出るような容姿ではないような気がしています。

 

彼らがいわゆる普通の会社での仕事から背を向けたのか、そういった境遇が彼らをこのような仕事に就かせているのかもしれませんが、結局は鶏と卵の関係になってしまうので、議論することに意味はありませんが、そういう傾向があることは確かです。

 

ただ自らの強みに特化した人たちが作り上げる製品のクオリティは素晴らしいの一言に尽きます。一味変わったおしゃれを楽しみたい人、他人とは違うライフスタイルを求める人、店舗経営者など、個性を主張したい人々にとって大量生産された既製品では物足らないですからね。

 

あとは、極めて高い技術で作られているハンドメイド作品の多くが女性向けでしか作られていないことが残念でした。初めから人口の半分を捨ててかかるのはもったいないなあと思ってしまう次第です。

 

そりゃまあおしゃれの感度が高いのも、購買意欲が高いのもどちらかと言えば女性の方が高いのは自明ですが。。。男女間でほしいと思うものに開きがあるのも明らかでしょうね。女性はおしゃれでかわいいものをほしい(デザイン重視)、男性は機能性重視で多少重いとかでメリットがあっても売れるが、女性向けではそうはいかないんだそうです。女性用リュックの開発秘話みたいな記事かなにかで見ました。

こういうときに、ものを作る側の多様性って大切だなあと思わずにはいられません。女性にウケるモノづくりには女性の意見が欠かせませんし、男性にウケるモノづくりにも男性の目線で考えることが必要なのは当然です。特にtoCだとさらに顕著。

 

ぼくもハンドメイド品を売っていくとなったら、こうしたターゲティングも含めたマーケットインの考えを持って取り組んでいこうと思いを新たにしました。