リモートワーク、ベトナムでは絶対無理
コロナウイルスのリスク回避のため、社畜大国・出社至上主義の日本でもついに大企業を中心に導入している(せざるを得ない)ケースが見られます。
歴史的に日本人は外圧でしか変わることができないとはよく言ったもので、今回の緊急事態で一旦リモートワークを導入した企業の社員からはコロナウイルス収束後も引き続き継続するべきという意見の社員が大多数を占めていると聞きます。
今日、信号待ち🚥をしていたら、隣にいた男性2人が、
— 吉沢ゆい🌹ボディセラピスト (@Yui_Yoshizawa63) 2020年3月14日
👨『俺ら、別に会社行かなくても、よくね⁉️』
👨🦰「行かなくても仕事できるな」
👨『やってみたら思ったより支障なかったな〜』
などと話していて、
コロナのおかげで、今後の働き方が変わっていきそうな予感を覚えた✨✨#リモートワーク
日本社会に限っていうと、スカイプやSlack、Zoomなどのリモートワークのためのツールおよび報連相の仕組みを整えてあげてれば組織は回ると思います。コロナ以前にも出産後の女性などはリモートワークを始めているところも多いですから。
ベトナム人もリモートワークできたらいいのになーと言うスタッフはいます。好きな音楽を聞いて、お菓子をつまんで、大好きな彼氏と一緒に過ごしながら仕事をする。。
理想を語るのはいいのですが、寝言は寝て言えと感じてしまいます。残念ながらリモートワークを実現するには自分の仕事は絶対にやりきるんだというプロフェッショナル魂がないと、仕事が回りません。
加えてフェイストゥフェイスでのコミュニケーションがなくなる分、こまめな報告がどうしても必要になりますが、普段から彼らと仕事をしていて、もっとも足りないと感じる部分がここなのです。
頼んだ資料できたかな?、あの顧客とのアポ取れたかな?こういうことはオフィスにいれば一言で確認が取れますが、リモートだとそうはいきません。
こういうことは頼まなくても報告してくれないと心配で眠れません。
それに加えて、ベトナム人のスタッフたちはマネージャーがいなくなると制御がきかなくなるのがわかっています。勝手にタピオカミルクティーをデリバリーしたり、ネット通販をポチポチやったりしています。
で、彼(彼女)たちはやるべきことが終わっていなくても基本的には定時で帰るので、やるべきことが終わりません。
正確に言うと週次の営業会議の発表内容は最低限まとめますが、それはインバスケット思考で言うところの緊急かつ重要な仕事のみです。
自分のキャリアを発展させていくためには、緊急ではないが重要なことに時間を割いて取り組むことが欠かせません。
このインバスケット思考の第二領域(本来は第一象限というが)にしっかり取り組むためにはセルフマネジメントができる必要があるのですが、ここが日本人とベトナム人の差だと思います。
日本人もプロ意識がある人が全員かというと疑問が残りますが、末端の従業員が優秀すぎてなんとなく現場だけで回ってしまうというのが実情だと思います。
上司がいなくてもしっかりと自分を律することができるセルフマネジメント力と、報連相をしっかりやってくれるようになるまではリモートワークはおっかなくて導入に踏み切れません。
コロナウイルスの展開によっては強制的にやらざるを得ないシナリオもありますが、、