地元で退職代行サービスで辞めた人の話
皆さんは退職代行サービスというものがあることを知っていますか?
また、それが最近非常に人気になってきていることを知っていますか?
地元の友人の会社で退職代行サービスの事例が
人気になってきているとはいえ、ぼくは東京ではそれを使った人の話を聞いたことはありませんでした。
しかし今回、地元の友達の職場の新入社員が退職代行サービスを使って退職したことで衝撃を受けていました。
ぼくとしても、まさか東京じゃなくて地元からそんな話を聞くとは。。と同じく衝撃を受けた次第です。
まあ友達の会社は某自動車ディーラーの整備士(整備士は休めない割に待遇が悪い)なので、こういう仕事が多い地方から普及していくのかなと思いました。
退職代行サービスとは
退職代行サービスというのは、会社を辞めたいのに自分で言い出せない人に代わって弁護士が会社に対して退職を伝えてくれるサービスのことです。
経営者の人のツイッターがユニークで面白いです。
労働局によせられる「退職したいのにやめさせてくれない」ていう相談の数が「解雇」に関する相談の数を初めて上回ったのが2016年。俺らが退職代行始めたのが2017年。退職代行はまさに時代が生んだサービス。俺らがやらなくてもたぶん誰かが始めてただろうな
— 開成卒の刺青社長 | 岡崎雄一郎 (@okazakithe) 2019年4月24日
某大手自動車メーカーのある工場から今までに10人弱くらい退職代行EXITに依頼があった。途中からは人事の担当者が「またですか、前と同じようにやっておきます」て感じ。退職代行は初めて食らった時は驚くだろうけど、慣れてしまえば食らう側もたぶん楽。人が抜けても大丈夫な環境にしてあれば、だけど
— 開成卒の刺青社長 | 岡崎雄一郎 (@okazakithe) 2019年4月22日
ひさしく会っていない従兄弟がつとめてる会社で、退職代行EXITをつかって退職したやつがいて会社が騒然となったって話を聞いた。退職代行が広まりまくってて笑う。たぶんみんなも身近で退職代行が発生したら笑えると思う。退職代行EXITがみんなに笑顔をとどけるので楽しみにしててくれ
— 開成卒の刺青社長 | 岡崎雄一郎 (@okazakithe) 2019年4月15日
某大手自動車メーカーの人事の人はすでに慣れてきているの笑うし、最後のツイートはまさにぼくのことですからね。
本当にこの岡崎社長という人は清々しいほどに破天荒です。開成高校卒ですが大学を卒業していないので実質高卒です。日本一高学歴な高卒だと思います。すっかりファンになってしまったので結構前からフォローしています。
一つ目のツイートはその通りだと思います。彼らがやらなくても他の誰かが時代の要請に応じてやっていたと思います。
退職代行サービスが笑われているのは、今までになかったサービスである証拠です。過去に大成功したいろんな製品やサービスも最初は笑われていたと思います。
でもそれが世の中に徐々に受け入れられていけば、笑われなくなります。
仕事ごときで病んで自殺してしまうくらいなら、こういうサービスを使ってどんどん辞めていいと思います。
退職代行サービスの問題?
とはいえ、ぼくの友達の話では、ある日突然出勤しなくなり弁護士から電話がかかってきて、「今日から出社しませんので今後全ての連絡は私を通してください」と一方的に弁護士から言われるそうです。
どうして辞めてしまうのか、その理由がわからないまま退職されてしまうと、どう次に活かしていいかわからないので困るということでした。
ぼくは職場の方をかばうつもりはありません。てめーらの頭が古いだけだろと思いますが、職場の方も徐々にでも改善していかないと何度でも同じような人を生み出してしまうからです。
退職するに至った理由がわかれば、他の若手も同じことを感じているかもしれないとして指導やコミュニケーションの方法を変えていけます。
会社の文化にフィットしていなかったのであれば、採用時に文化にフィットする人間であるかどうかを重点的に確認することでミスマッチを防ぐことができます。
退職代行サービスの会社からすれば、そうされると退職依頼が減るので難しい問題だと思いますが笑