信頼は簡単に壊れるけど、ふとしたきっかけで生まれることもある
他人から信頼され、それを維持していくことは本当に難しい。
それがベトナム人ともなるとことさらに難しい。
ふとした言動で、ふとした行き違いで、「あ、こいつも今までの日本人と同じか」という烙印を押されるプレッシャーと戦っている。
それが原因でベトナム人とけんかすることなんてもはや日常の一部となった。
ぼくより年上のマネージャーでもへそを曲げるととりつく島もない。
と、まあここまでネガティブなことばかり書いてきたけれど、その反面いいこともあったというのが今日筆を取ろうと思った理由だ。
実はぼくのチームでは仕事がパンパンでスタッフの女の子もかなり疲弊していた。
そこにさらに品質クレームが複数降りかかってきて、「これはマジでやばいな」と観念しかけたところに、別のチームの女の子が手伝いに来てくれた。(その女の子のチームのマネージャーはたまたま外出中)
突如現れた助っ人のおかげでなんとかチームが空中分解するのは回避できたが、その後定時が過ぎたオフィスでなぜぼくのチームを助けてくれたのかを教えてくれた。
「以前みんなでランチを食べに行ったときに、エレベータで一緒になった全然知らない人の女の子(赤ちゃん)にとても優しかったので、いい人だと思った」とのこと。
そんな理由!?知らんがな。笑
自分がまったく覚えていないことでも、周りの人はよく見ているんだなあと思わされた。
今回はたまたま良い方向に働いたけど、裏を返せば自分の知らない間に信頼を失っていることもあるわけで、今年は積極的に徳を積んでいきたいと思った。笑