台湾祭へ行ってきたけどスポンサーの意向が強すぎて笑った
2/9-2/11まで東京タワーの広場で開催されていた台湾祭へ行ってきた。
ぼくは二日目に行ってきたけど、初日がこの冬一番くらい寒さになって雪もたくさん降っていたので、初日に訪れる予定だった人たちも二日目にスライドしたのか入場からすごい列ができていて、会場入りするのに1時間待たされた。
入場待ちしている間もうめちゃくちゃに寒かったんだけど、小籠包とか牛肉麺が食べられると思えばなんとか耐えることができた。
入場料として500円払うとドリンク3杯無料、フードが6回まで100円引きになるクーポンを渡されて会場イン。
牛肉麺、葱油餅とか湯圓はほんとうにおいしくて台湾で過ごした日々を思い出させてくれる味ですごくよかったんだけれど、
運営の仕方が下手だなあと思ってしまった。。料理が本当に美味しかっただけに余計に際立ってしまった。
まずそもそも会場が狭かった。東京タワーの駐車場を借り切っているんだけど、来場者数の方が断然多い。
これは運営側も会場を決める段階でここまで人が来るとは思っていなかったんだろうね。人の多さにはぼくも驚いたのでこれについては仕方ないけれど。
第二に、フードを食べるスペースが全然なかったこと。よく外国のフェスが開催されている代々木公園の場合だと、ベンチとテーブルが設置される。もちろん来場者全員分は用意しきれないけど、空くのを待っていればそのうち座って食べることができる。
それができなければピクニックのような感じで座って食べることができる用意もできたと思うけど、会場にはそれも見られなかった。
結果、来場者は立ったまま食べざるを得ず、湯圓などの汁物は大変不便だ。何か対策できたのかなーと思えてしょうがない。
第三に、決済方法が現金払いオンリーだったこと。正直面倒臭いだけだと思うんだけど。。注文のたびに数百円もらって千円出されたらまた数百円おつり出してという作業を延々と繰り返すのって。現金って衛生的にも悪いしね。
お店のスタッフは支払いと料理のスタッフを分けることで対策していたけど、QRコード決済にしたらそのスタッフも料理する方に回れたのになーって思う。
日本ならLINE PAYやPAYPAYがあるし、カードリーダーとか付帯設備がいらないのがQRコード決済のメリットだったはずだ。本来的にはこういう台湾祭とかコミケとかいう場でこそ威力を発揮するものだと思っている。次回開催からはもっと工夫してもらえたらと期待している。
最後に、一番許せなかったことはフリードリンクとして提供されていたビールがキリンビールしか選べなかったこと!笑
いや、笑いごとではない。台湾のお祭りに来ているのにも関わらず台湾ビールがないってどういうことやねんと思って調べてみたら、案の定協賛企業にキリンの文字。あーあって感じでした。企業の都合ゴリ押しやないかい。
そのほかにも舞台ではアイドルがパフォーマンスをしていたのだけど、どれも日本のアイドルばかりだった。台湾祭の趣旨とは?という感じだった。
※追記:二日目の午後はたまたま日本人のパフォーマンスが多い時間帯だった模様でした。訂正します。
台湾はぼくが中国語を初めてみっちり学んだ場所でもあり、個人的にも大好きだけれど、台湾祭の運営がこのていたらくでは次はもう行く気になれないかもしれない。
改善してくれればいいな。