かもがわ総研

ベトナムでもがく中間管理職です。営業、マーケ、法務、採用なんでもやってます。

元バイト先の店長が語る最近のJDの恋愛事情

先日大学時代のバイト先だった京都のイタリアンレストランに遊びに行ってきました。テーブルが4卓ほどの小さめなお店だけれど、それゆえにお客さんと距離が近く、ぼくも色んな話をさせてもらった記憶があります。

 

店長は見た目が若く、映画にテニスにダーツなど多趣味でしたが、とりわけ若い女性にとても人気でした。たくさんの女性と付き合ってきているので、恋愛相談を目的に来る女性もいるくらいです。まあ名物店長みたいになってるわけです。

 

そんな店長が持ちかけられる相談で最近とても多いのが、何回もデートに誘われるのに告白されない、ホテルに誘われないというものだそうです。

同じ男性としては、女の子の気持ちを弄んでいるという割合は少ないと見ています。だいたいのケースでは告白することが気恥ずかしくてなかなか言い出せないか、もしくは告白したらこれまでの関係がなくなってしまいそうで踏み切れない、のどちらかです。聞いた話ですが、ラインで告白して失敗するとそのスクショを友達内で回されて笑われるということもあるそうなので。スマホ以前の世界では考えられなかったことです。

その一方で女の子は、「自分からは告白するのはみっともない」という考えてしまうので、女性側から動くということもありません。

結局どちらもアクションを起こそうとしないということがやきもきする原因の大きな部分を占めているのだと思います。

 

そうした若い男が同年代の女の子を取りに行かない状況が続くと、女性は年上の男性に流れることになります。年上の男性の方がストレートに気持ちを伝えてくれるので男らしさを感じるのです。

女性としても同い年のほうがいいなあなんて思っていても、いつまでたっても向こうからは告白してこないので仕方ないですよね。自分から告白するとなぜみっともないのか、ぼくにはあまり理解できませんが、年上の男性と付き合えば少なくともそうした自尊心は満たされるわけです。

もっとも、若い男性の中にもガツガツ行く人は一定数存在するので、結果どんなことが起こるかというと、恋愛経験を積んだ人とそうでない人の差が大きく分かれます。結婚している人や彼女がいる人はより多くの経験を積んでいて余裕もあるので余計にモテていきます。その一方、モテない人は余計にモテなくなっていきます。

さらに数年前から流行しているマッチングアプリ相席屋もその傾向に拍車をかけています。異性との出会いがより簡単に、カジュアルになったことで、異性を比較できるようになり、女性としては「探せばもっと条件のいい男性と出会えるかも」と迷うようになります。どちらも女性は無料で利用できますからね。

色んな異性と簡単に出会うことが可能になることは恋愛の経験をたくさん積んでいる男性を有利にします。これが最近の恋愛で若い女性が既婚者に引っかかったりすることが多い理由です。非モテが場数をこなしても結局は非モテのままなのです。

ちなみにぼくも相席屋や合コンで出会う人にかなりの確率で「既婚じゃないですよね?」というジャブから会話が始まります。とんだとばっちりです。

 

この問題をどうにかするには、やっぱり上記の二つ(男がアクションするか、女性からアクションするか)の改善しかなさそうですね。

ただ、話の中で聞いたJDの子たちは気が合えば1回目のデートでも全然付き合えるそうなので。いま20代の男性はこれ以上同年代の女の子をオッサンに荒らされないようにがんばりましょう。